EV、ハイブリッド車の燃費・電費、熱マネジメントベンチマーキング評価
Photo by KOUSAKU HIRANO
ベンチマーキングは企業競争力を強化する
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パワートレイン・空調の総合解析
Tenergy社の電費、熱マネ解析、エネルギーフロー分析は、車両のどこでエネルギーロスが発生しているかを可視化し、最適電費を達成するパワートレイン、空調制御を提案します。
以下はその一例です。
● 電動車の熱マネジメント分析(エアコン、ヒートポンプ動作解析)
● 電動車の燃費、電費測定
● 電動車の各種デバイスの制御状況計測(バッテリーSOC, セル温度, 電力, 電圧, 電流, 冷却状況)
● バッテリー管理、クイック充電システムの解析
● 熱交換器システム、部品の動作解析
● 電動コンプレッサー、電動ターボ試験
Tenergy社は、世界の自動車メーカの電動車の熱マネジメントシステムのコスト、効率、フェイルセーフのベンチマーク分析を行なってきました。パワートレインと空調の熱マネに精通し総合解析が可能です。下図は過去に分析を手がけてきたEVの熱マネジメントシステムの例です。
1) 車両マニュアルや特許文献調査により、制御システムの仮説を立案
2) 試験プランの作成/提案
試験シーケンスの作成:車両毎の熱マネジメント特性を考慮したテスト条件の決定
3) CAN信号解析、センサの装着
4) 試験の実施、コンポーネント評価、アルゴリズム分析
コンポーネントの動作:コンポーネントの動作と性能測定
機能とアルゴリズムの分析:測定結果に基づく熱マネジメントアルゴリズムの分析
□ モード走行による車両特性の理解:効率、走行負担抵抗、エネルギー回生等
□ エネルギーフロー分析:各コンポーネントのエネルギーロス評価
□ 車両比較:競合車間の有利不利、比較
ベンチマーキング解析により、他社の知恵を借りながら自社製品の性能を効率よく改善することが可能になります。
Tenergy社はシャシーダイナモ2台、エンジンダイナモ20台を保有しています。 加えて、温湿度、日射制御が可能なシャシーダイナモによる試験実施も可能です。
リサーチセンター#1 エンジンダイナモ10台保有
リサーチセンター#2 エンジンダイナモ10台、トランスミッションダイナモ1台
1) 分析車種、対象部品の決定
分析対象車種を決定後、購入またはレンタルします。 韓国で入手できない車種は、海外から輸入します。
2) 試験内容の決定
ご要望内容に基づき、試験提案を行います。 WLTCをはじめ世界中のあらゆる走行モードでの試験が可能です。
3) 試験実施と報告
試験中は、データロギングにより試験状況を24時間監視、データを入手することが可能です。 また、適時、客先にて、中間試験報告会を行っています。 性能試験のあと、テアダウン、コスト解析を行うことも可能です。