コスト分析

 


競合製品のコストベンチマーキングを行うには、メンバーが原価管理に精通し、材料費・部品費・組立費を見積る能力が不可欠になります。 しかし、多忙な社員が実務を長期間離れて、ベンチマーキングに専念するのは困難なケースが多く、常設のティアダウンチームがない企業では、こうした活動を行うのは難しいのが実情です。

インプリミスは、コストベンチマーキング手法を体系化し、短期間で効率よく、低価格でコスト分析を行う手法を確立しました。   機械加工部品電子部品の分析手法を組み合わせることによりほぼすべての製品のコスト解析を可能にしました。

製品の製造コストは、生産数量、製造場所、工法によって変化します。 Design for Manufacturing and Assembly (DFMA) によるコスト分析は、自社製品と競合製品に対し、同一の基準により原材料費、労務費によりコスト見積りを行い、製品のあるべきコスト(should-cost) を明らかにし、製品コストの彼我比較を可能にしました。


1)  機械加工部品の分析

・機械加工 ・射出成形(樹脂) ・ダイカスト 
・板金加工 ・深絞り  ・熱函鍛造
・粉末冶金 ・射出成形(金属) ・自動組立 
・ロストワックス ・砂型鋳造
・ブロー成形 ・押出し成形(樹脂)
・発泡射出成形 ・真空成形
 

>> 板金加工部品の見積り事例

>> 事例 ハーレーダビッドソンモーターサイクルのコスト分析(2001.07.02 designnews.com より)



2)  電子部品の分析

a)  PCB マウント部品の判別
b)  部品表作成
部品コードから数量毎の価格算出。
殆どの価格は製造メーカのWebサイト、カタログから入手
c)導体パッドの判定
d)PCB の判定
PCB レベルでの比較(同一機能のPCB)
機能-費用分析
 

部品コスト解析に関するお願い
製造コストは、生産数量、製造場所、工法により異なります。 製造条件を指定する場合は、前提条件をご提示願います。

また製法がブラックボックスになっている特殊製法の製品(ウレタン、セラミック、繊維等) は、加工コスト見積り対象外になります。




 

ハーレーダビッドソンモーターサイクルのコスト分析
(2001.07.02 designnews.com より抜粋)

 

Boothroyd Dewhurst Inc.(BDI 社)の開発したDFMA メソッドは、製品コストの70%以上を決定するといわれる「設計」の初期段階で迅速かつ正確なコスト見積を可能にした。

ハーレーダビッドソン社のオステルワルドは、次のように語った。 「DFMは1年半前から使用しています。 ちょうど、自社のコストデータを構築して、効果的な管理する方法を模索していた時期でもあり、ちょうど良いタイミングでした。」

コスト抑制は、社内上層部からの指示で、とりわけ製品設計初期段階でのコスト見積は、当時シェア5割を占める米国市場で引き続き優位を保つために必須の課題だった。

オステルワルドによれば、コスト削減は、製品機能やサプライヤとの関係を損ないかねない危険な「消し込み」作業であってはならないという。 「我々のアプローチは、製品開発の進行に合わせ品質、コスト、納期、機能の4要素を互いに損なうことなく、バランスさせることでした。 そして開発の初期段階では、この4要素のうちコストの見える化が最も難しい課題でした。」

DFM を選ぶ前、ハーレーから部品図面と製造プロセスの情報を提供し、ソフトウェアを使って、コストの見積のトライアルが行われた。 「自社のソフトを使って、このバイクを製造するのにいくらかかるか見積もる」 という課題がBDI社に与えられた。 そのバイクはすでに量産中であったため、ハーレーには製造コストは正確にわかっていた。

BDI社が見積もった製造コストは、ハーレーダビッドソン社がそのバイクを製造するコストと比べてわずか 1% 以内のコスト差 だった。 ハーレーの担当者は語った。 「これには納得させられました。」

「開発の初期段階でコストを迅速かつ正確に見積もることができることができることが分かったので、次に、異なる設計や製造方法の選択肢の評価に使い始めました。 設計の初期段階で品質、コスト、納期、機能の4要素をバランスさせるには、コスト変数を変えたとき、そのコスト変化を正確に見積るツールが不可欠でした」。

「DFMソフトウェアにより、新商品に対し以前設定した目標コストの誤りが発見されました。 これは非常に重大なことで、この追加コストが、設計の初期段階で分かったことにより、4つの要素を損なうことなく目標コストを達成するために設計の変更を行うことができたのです。 もしこれが、量産段階まで表面化しなかったら、非常に大きなコスト増加要因になったはずです。」 こうオキャラハンは云います。

ソフトウェアを利用する別のメリットとして − 設計者は馴染みのある設計や製造工程を使いたがる傾向に対し、DFM 手法は、より効率的な設計を求めて異なる製法や材料を検討することを求めてくる − という効果が挙げられる。

オステルワルドによれば、DFMの採用はサプライヤとの関係にも良い影響を与えたという。 「新製品の開発により大きな影響を受ける13のサプライヤに対し、ソフトウェアを使用して支援を実施しました。 当社とサプライヤ間で同じコストモデルを共有し、データをシェアすることで、新製品のより明確な理解を共有し、今まで気付かなかったコストを洗い出し、新しい次元の効率化を実現できる可能性が開けたのです」。




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