ベンチマーキングは企業競争力を強化する
1982年に初版がリリースされて以来、世界で850ユーザに利用されてきたDFA(Design for Assembly) ソフトウェアのバージョン10日本語版がリリースされました。 バージョン10では、ユーザが部品数低減のための分析と製品再設計に集中できるよう、ソフトウェアのユーザインターフェースを刷新しました。
詳しくは動画(日本語字幕有り)による紹介をご覧ください。
1. 組立方法と部品の取扱いに関し、最も重要なDFA 質問にのみ答えるだけで分析ができるようになりました。
バージョン9では、部品の組付けの際に2方向のシンメトリを検証する必要がありましたが、バージョン10では、部品組付けの際に必要な回転角が180度以下の軸の数を入力するだけです。 ロードアイランド大学での研究成果をもとにソフトウェアが自動で組付け時間を計算します。
2. 外部インターフェースの改善によりCADデータと部品表のインポートが容易になりました。
3. ソフトウェアが製品再設計をアシストします。コスト低減効果の大きさを示す1から3のカテゴリー順に製品再設計を検討することで、短時間で効果的なコスト低減を実現できます。
カテゴリー1:ネジコネクタ以外の部品削減候補
カテゴリー2:ネジコネクタ部品削減候補
カテゴリー3:取扱組み付けが困難な部品
また、DFAワークシートと部品表が一体化、2つのワークシートの行き来が容易になりました。
4. 部品の機能別グループ化(function groupings)が可能になりました。
これにより、製品の機能や組立毎のコスト割合や再設計後の改善度合いを機能別に比較することができます。
詳しくは動画による紹介をご覧ください。
5. 表組カスタムレポートの作成が可能になりました。
詳しくは動画による紹介をご覧ください。
6. 複数のレポートを一括で印刷できるようになりました。
また、バージョン10では完全な「やり直し」と「元に戻す」ボタンが追加されました。
DFAの体系的に使用により、イノベーションと創造性の新たな扉を開き、製品設計の実務の総体的な改善を実現します。